アンパンマンと街場の灰皿進化論
高校の国語の授業で、先生がこんなことを言っていました。
「スーパーサイヤ人の暴力性はトゲによって表現されている。悟空の髪は元々とんがっているが、スーパーサイヤ人化することでよりトゲトゲしく、激しい暴力性を得るのだ。逆に、ドラえもんにはトゲがない。ドラえもんは問題の解決に暴力を用いないのだ。」
はてさて、街中の灰皿を眺めているとあることに気が付きます。
それは、”より新しい(キレイな)ものほど、カドが取れている”ということです。
新しいものほど、縁取りは丸く、空いている穴も円や角を丸めた四角形が多くなります。
恐らく、休息・癒し・リラックスといったイメージのデザイン表現であろうと思いますが、その徹底ぶり、進化の具合には感心します。
イライラしがちな時は、心にドラえもんを思い浮かべると良いかもしれません。
ではアンパンマンの暴力性は何によって象徴されるのか?べ、ベルトやろか・・・??
当時の国語の先生に訊いてみたいところです。