代謝エンジン
熱や水分、あるいは重量といった物理的な側面から生命を眺めてみると、
やはりヒトも動物の一員なんやなぁ、と再認識させられます。
また、誰かの考えたアイデアを自分のフィールドに引き込んで
新たなアイデアが生まれる、という経験は楽しいものです。
そんな読書。
ゾウの耳はなぜ大きい?―「代謝エンジン」で読み解く生命の秩序と多様性
- 作者: クリスレイヴァーズ,Chris Lavers,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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本書の著者クリス・レイヴァースさんは「滅びの時間は近いぜよ!」と叫んでみせるショーバイの人ではありませんが、最終章にて警告を発しています。
ただ思うのですが、地球規模で何かが起こったとき、あるいは何かが起こることが分かったとき、人類にできることってそれほどないんじゃなかろうかと思います。
それでも、この男なら・・・。泣いた。