アイデアの甕

アイデアを放り込んでおくと甕は腐臭を発しない

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ハロー、ドッペルゲンガー!

昔から疑問に思っていることがあって、

『自分のドッペルゲンガーが存在するとして、そのドッペルゲンガーと出会った瞬間に「あぁ、こいつはおいらのドッペルゲンガーでやんす!」と気付くことは可能か?』

と思うのです。

 

ドッペルゲンガー(姿形がそっくりそのままの他者)を扱った小説等においては大抵、ドッペルゲンガー対が出会った瞬間に互いに気付いちゃう様が描写されているようですが、果たして人は他人から見た自分の見え方を正確に把握しているものだろうか?と。

 

テレビに映る職業の人、または写真やビデオに映った自分が大好きで何回でも飽きることなく見ちゃう、という人なら可能かもしれない。

 

あるいは、見た目ではなく、第六感的な何かにビビビッと来ちゃうものかもしれませんね。

 

でも、何となく、「こいつがドッペルゲンガーか!どっしぇぇ!!」となっている自分の姿が想像できず・・・。

 

一番の解決策は実際にドッペルゲンガーに出会ってみることなのでしょうが、実はもう出会ってて気づいてないだけ~という可能性もあったりして、難儀なことです。

 

10年以上前に読んだ本で覚えているものってあんまりないのですが、この本は当時疑問に思ったことを含めて覚えています。

ブルーもしくはブルー (角川文庫)

ブルーもしくはブルー (角川文庫)

 
ブルーもしくはブルー (角川文庫)
 

 

顔面という限られた枠内で無限にも近いバリエーションを生み出す仕組みや、顔面認識解像度の高さはヒトの世界を豊かに、かつ悩み深くさせておりますね。楽し憎し。