アイデアの甕

アイデアを放り込んでおくと甕は腐臭を発しない

5年生存率の高め方

製薬企業と医師や病院との金銭的な繋がり(『ディオバン』問題、『ブロプレス』問題、『タシグナ』問題)が話題となっていますが、事の本質は何処にあるのでしょうか?

 

製薬企業と病院が結託し、特に優れてもいない医薬品を処方して患者からカネをせしめようとしていることでしょうか?それとも、重大な副作用を隠して認可を受け、薬害の可能性より利益を重視しようとしていることが問題の本質なのでしょうか?

 

実は、そうではないかもしれません。

 

問題は、捏造や隠蔽を行わなければ、新規医薬品の開発が不可能になってしまったことにあります(可能な領域では、粗方出尽くしてしまったため)。

 

大手製薬企業にとって新規医薬品の開発ができないことは死活問題ですから、捏造・隠蔽発覚のリスクを取ってでもベネフィットを確保するしかありません。何らかのデータ操作により患者の数字上の5年生存率を高めれば、企業の実際の5年生存率は確実に上がります。

 

動き出したシステム(企業)は動き続けることが目的となりますので、死(倒産)は何よりも避けるべき事態です。しかしながら、新規医薬品開発の不可能性を覆すことができないとなれば、辿ることのできる道は多くありません。

 

医薬品の奏効率を高めるより、自社の延命治療の奏効率を挙げる方が容易いのではないか。

 

製薬企業の中には、今後、自らに施した延命治療の効果が切れ、倒産に追い込まれる例もあるだろうなと想像します。

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