この夏、サウナスーツで。
『VIPPERな俺』より天才、じゃなかった転載。
風呂上がりに鏡見たら「俺イケメンじゃね?」って思うけど実際そんなことはない
この現象についたネーミングが秀逸でした。
で、なぜこの現象が起こるのか?という問いに対しては以下のようなことが挙げられています。
- 気の迷い
- のぼせ
- 鏡を見る際の脳内補正
- 電球色(オレンジっぽい光)による補正
- 風呂上りで血色が良い、むくみがなくなる
- 風呂上がりだから体が温まって顔が引き締まってるからカッコよく見える(探偵ナイトスクープの結論)
- 濡れ髪のため
この話題が出た時、最初に思いついたのは(上にも挙がっている)電球色による補正でした。照明によって、モノの見え方は全然違うからです。電球色の下では、血色が良く見える。確かに。
ただこれでは、血色が良く見えると、なぜカッコよいと感じるのかがまだ判然としません。そこで、お得意の「生物学的屁理屈」を持ち出してみましょう。
【前提①】体温が上がると、免疫力が上がる。そして、体温が高い人は、免疫力が高い。
このように主張されるお医者さんなんかは結構おられます。よし、これを所与の前提として受け容れるならばどうか。
体温の上昇あるいは高体温を外部から判断しようとするなら、まずは見た目が要です。これは「血色の良さ」を見ていることに他なりません。血色が良いことは、免疫力が高いことを意味する。ふむ。
さらに、次の前提を持ち出してみましょう。
【前提②】免疫力が高い人は生存能力が高いと本能的に判断されるため、異性にモテる。
カッコよさが有利に働く場面を考えるに、生物学的に最も重要なのは、生殖の機会を得るときです。免疫力が高く、それゆえ生存能力が高いことは、非常に強い性的アピールとなり得ます。しかしそのことは、全然まったくもって意識に上ることはありません。すごく、本能的なところに効くのだろうと思います。
以下でも述べられているとおり、免疫力と相性の関連は、嗅覚を通じる場合にも脳の深いところで効いてくるみたいです。免疫学的に相性のいい匂いを持つ相手を本能的に「カッコいい」と判断する。進化論的にもこれは正しい気がします。
参照:相性は匂いでわかる?HLA(恋愛遺伝子)に関するまとめ
つまり端的に言えば、「免疫力が高い個体(や状態)って、無意識的にカッコよく見えるんじゃね?」ってこと。
OK、これで謎は解けました。
風呂入る
→体温上がる
→血色良くなる
→免疫力が高まったように見える
→本能的判断「俺イケメンじゃね?」
こう考えると、異性にモテる方法も簡単に導き出せます。
OK、明日からはこれを着て街に繰り出しましょう。
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帰宅後は、爽快なひとっ風呂を。