チャイニーズ・レストラン・シンドローム
チャイニーズ・レストラン・シンドローム。
訳して「中華料理店症候群」。
中華料理に使われるグルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)の大量摂取によって引き起こされるめまい・頭痛・顔面紅潮などの一連の症状。
これまでに何度引いてきたか分からないくらいには辞書を引いてきたという(どうでもいい)自負があるのですが、そんな経験を通じて偶然に出くわした言葉の中で断トツに印象に残ったのがこの「チャイニーズ・レストラン・シンドローム」です。
そんなもんあるんか!という驚きと、今まで経験したことはないものの、一度やってみたいな(まだやれてない)という興味が綯い交ぜになって俄然忘れがたく脳裏に刻まれています。
今週号の『週刊新潮』の高見正之さんのコラム「変見自在」にて、「中華料理店症候群」が(名前は出ていないものの)触れられていたので忘備的なそれをここに書いておく次第。
日本国内で日常的に中華料理を楽しめるそこいらのお店なんかではあり得ないほどのうま味調味料(グルタミン酸ナトリウム)が中国の中華料理店では使われているそうで(鍋に白~く残るほど)、食べ過ぎることすらできないという逆説的なことになっているみたいです。
少し前、10倍希釈して使う出汁を希釈しないで作った肉じゃががしょっぱ過ぎて食べられないという楽しい経験をしましたが、旨味が強すぎて食べられないというのはどんなもんかと今はただ想像を膨らまし、好奇心がすくすくと成長するのを見守っていこうと思います。
えー、とりあえず、穴の大きさを2倍にするとかチャチな対策はやめて、中ブタを取って使えばいいのかな?
あるいは、業務用を・・・(ゴクリ)。