パレオダイエットのすすめ-動物としての欲求を取り戻す-
“パレオ”は「旧石器時代の」という意味の英語です。ので、“パレオダイエット”といえば「旧石器時代の食事」くらいの意味で、日本語で言う“ダイエット”の「体重減少」とは少し異なります。
パレオダイエットを採り入れた結果として、痩せることがあるにせよ。
パレオダイエットとは?
パレオダイエットについては秀逸なまとめ記事が既に存在しているので、興味がありましたら以下のサイトなんかをご覧ください。
特に『パレオダイエットを始めた人が必ず通る道筋 | パレオな男』は必見です。
英語がいけるならば、こちらもおすすめ。
The Placebo Diet | Psychology Today
パレオダイエットあるいは糖質制限の利点って?
パレオダイエットと糖質制限食(炭水化物を抜いた/減らした食事)には、とても近いものがあります。
「劇的に痩せる」みたいな喧伝がなされたり、「いやいや危険だよ!」と批判されたり。まぁでも、少なくとも1~2週間くらいやる分には全く問題ないような気がするので、自分で試してみてから他人の言うことを聞いてみても悪くないはず。
というわけで試してみた結果、あることに気が付きました。
炭水化物を制限すると、自分が何を求めているかをはっきりと自覚することができる。
このことは、「痩せる」なんてチンケな目的よりも大きなものを示しているような…。
文化は動物的所作、欲求を覆い隠す
例えば食文化なんかをみても分かる通り、犬食いで食べる人間はほとんどいなくて、フォークやナイフや箸や右手を使って食べています。動物的所作から遠ければ遠いほど、文化的な香りがする。
同じことはどんな文化でも起こっていて、これが人間と動物との差を明確にしているのだと感じられます。
ところがどっこいヒトもやはり動物であって動物的な欲求もあるはずなのに、それを隠すことに懸命になり過ぎて何を求めているかを知ることすらできなくなってるんじゃないかと。
そんなときはパレオダイエット(あるいは糖質制限)を実施してみてはいかがでしょうか?
大げさかもしれませんが、“生の実感”を得ることさえできる、ような気がします。自分が何をしたいか、何を求めているのかがハッキリしないならぜひ。
パレオダイエットはダイエットにも効果的
ダイエットは「必ず失敗する」ようにできている 脳の仕組みから紐解く、健康に痩せるためのたったひとつの方法 | ログミー[o_O]
ここで語られるダイエットの秘訣。
ダイエットは問題だということを納得してもらえたのなら、次に出てくる質問はきっと「ではどうしたら良いか?」ですよね。私の答えは、ひと言で言うと「意識すること」です。
空腹感や満腹感を「意識すること」が実はよくわからないって人は、パレオダイエットを実践してみると弥が上にも自らの欲求を「意識させられる」ようになります。