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全館床暖房オンの和室に直接布団を敷いて寝るという愚策。一方、賢者はスノコった。

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全館床暖房という圧倒的な魅惑の響きを有する戸建て住宅があるそうな。冬場は家に帰りついたが最後、一歩も外に出たくなくなるのではと推察します。

 

電気代だかガス代だかがヤバそうではありますけれども。

 

和室でも床暖房

何となく床暖房はフローリングなイメージでしたけれども、実は和室にも導入できて、大幅なリフォームが必要ですが新築でなくても大丈夫なようで。

 

 

専用の薄型畳を用いて実装されたそれは、和室特有の底冷え感を解消し快適そのもの。たたみ&掘りごたつも捨てがたいものがありますが、床暖房の部屋全体に温める感じに慣れてしまえばもう引き返せないかもしれません。

 

北向きの部屋が和室だけど寒すぎて寄り付かなくなったりしている場合にはリフォームを実施することで華麗なるビフォー・アフターが達成されるかもしれません。

 

直敷布団問題

さて本題はここから。今週号の週刊ポストにて、既にネットで話題になっていた「毛布の使い方問題」について、著名人が一言ずつ物申す的な企画ページがありました。

 

週刊ポスト 2015年 12/18 号 [雑誌]

週刊ポスト 2015年 12/18 号 [雑誌]

 

 

その中で、このような趣旨の発言をされる方が。

 

「北向きの和室が寒すぎるから一晩中床暖房を付けて寝てる」

 

うん、ご本人が納得されてるならいいのですけれども。

あったかいより、暑いらしい

実際に床暖房を和室に導入し、ベッドではなく敷布団を直に敷いて寝てみた方のブログなど読んでみますと「暑い!」、「寝苦しい!」との声が。

 

基本的に寝る時には汗をかいて体温を下げないとダメなので、床面から熱が供給されちゃうと体温が下がらず寝苦しく感じるものです。

 

何もしなきゃ、寒いけれど

ただ、冬場の寒い時期においては床暖房のないフローリングでもそうですが、畳床に布団を直敷きしちゃうと、今度は体温をガシガシ奪われて寒すぎるわけです。ポストで語ってた方みたいに。

 

だからユカダンで凌ぐって話なのでしょうが、コレ、簡単に解消できます。

 

 

布団の下に、すのこを敷くだけ。以上。QED。床暖?イラネ。

 

布団と床面の間に空気の層を作ってやるだけで、底冷えする寒さは随分とマシになります。就寝中ずっと床暖房点けっぱなしとか、○○かと。

 

蒲団派はすのこを用意すべし

ベッド派の方は、図らずも睡眠空間を床面10cm以上に限定することで就寝時の寒暖についての配慮を床そのものに向ける必要から逃れています。

 

反対に、布団派の方はどうしたって床に目を向けなければなりません。

 

夏場、大量の汗や湿気と共に発生するカビ。布団が侵されたくらいならまだマシで、敷きっぱなしの床面がカビカビになることも。

 

冬場、容赦なく襲ってくる冷気。毛布を敷くくらいでは何とも頼りない。

 

でも、大丈夫。スノコさえあれば、数センチメートルの空気の層さえ作ってしまえばそんな悩みも(大方)消えてしまいます。

 

布団派はそろってスノコを買い込むべきなのです。

 

リフォームに憧れて

それにしても、いいですよね。全館床暖房。その甘美なる響き。

 

リフォームサイトの事例集を眺めているだけでため息が出ちゃいます。はぁ。

 

家のあそこをあーしてこーして、的な。旅行は計画している時が一番楽しい、的な。 

 

 

リノコ。た、たまらんすなぁ…。