起業・独立開業を志す若手サラリーマンが準備・勉強すべきことの全てはIPO投資の中にある
起業や独立開業を目指す若手サラリーマンがリラックスタイムを削ってでも手を付けておくべき事。
それは、IPO投資なんじゃないかと思いまして。
IPO投資
IPO投資ってのは直訳すれば新規公開株に投資するって話なので、要するに株を買うのです。
おいおい、創業資金を溜めるためにサラリーマン仕事をこなす若手に株投資すすめんのかよ。えげつねぇな…
と思われるかもしれない。いや、違うのです。全然違う。ぜんぜんちゃう。
事業の勉強になる
意識高い20代のサラリーマン「将来わ起業考えてるっす!今わ企業で修行中っす!」
修行、大いに結構。勉強、大いに結構。
でも、一体何を学んでいるのだろう?
そして、実際のところ何を学ぶべきなんだろう?
事業を起こして軌道に乗せることが目的ならば、経理の知識も必要でしょう。資金調達や営業も不可欠。人事だってこなさなきゃならないかも。いやいやまずは会社設立の方法を調べて。
あれもこれもどれもそれも必要だし、頑張って勉強しなきゃ!朝活、夕活、夜活!休日はセミナーだって自腹で通ってめっちゃ勉強してるし準備だって着々進行中!あと○年修行したら俺だって…
OK、整理しよう。
事業に必要なことを事前に学び切ることは不可能なのだ。
逆に言えば、事業に必要なことで業務を始める前に学んでおくべき事なんてほとんどなくって、必要なことは事業を始めてから学べばいい。
そう考えないと、完璧主義的思考だと、いつまでたってもゼロのまま。たとえ小さくともイチを足すべきなのだ。絶対に。
でほとんどない中で唯一(は言い過ぎかもしれないけれど)、起業の前に学んでおくべき事は「事業とは何か?」なんじゃないかと思います。
そして、IPO投資の対象となるのは「新しい事業」を行っている企業なのですよ(たまに古株が混じるけれど)。
そう、あなたがやろうとしていることと非常に近い実例(≒成功例)がそこにはあるのでした。
目論見書とか面白い
IPO投資家の責務として、リスクのある投資を行うものの責任として、目論見書(もくろみしょ)を読まないといけない。
で、これが実は新規事業の事業計画書作成の際には大いに役立つわけです。
もちろん数千万円とか数億円とかの投資を募るための大掛かりなモノじゃなくって、自分自身で事業の概要を的確につかみ、時に人に伝えるためのものでいい。
ただ、その集大成的なものとして目論見書を他人の目で眺めておくことには意義があろうかと思われます。
具体的なIPO投資の方法
まぁ理念はほどほどに、ここでもはじめないと理解できない罠があるので、サクッと口座を開設して投資を開始してみましょう。
まずは口座を開設します。
この3社は必須。恐らく、必要十分。物足りなくなければ他の証券会社も探してほしい。
それぞれ30万円あれば大方ブックビルディングに参加できるはず。複数企業の新規公開が重なればもっと資金は必要かもしれない。
100万円の預金くらいあるよね?創業する気ならあるはずだ。あってほしい…。
で、ブックビルディング(抽選会)に参加しましょう。詳しいことはググったりすれば分かるので省略。
問題は、どの企業のブックビルディングに参加するかですが、以下のサイトを参考に強気(株式公開後に値上がりしそう)な感じのやつだけにしておくことをオススメします。
企業分析がなされてますので、参考に。あくまで「事業とは何か?」「ビジネスモデルはどのようなものか?」を知る目的であることを忘れずに。
まあでも、参加するなら当選を期待しつつ待ちましょう。本当に大切なことは、身銭を切らないと学ぶことはできないのでした。
抽選後の話
抽選後は当選していたら「いつ売るか」を考えればいいし、落選していたらセカンダリーで参加すること(公開直後に買い付けること)はあまり考えず以下サイトで関連記事が出てないか探してみましょう。
たまに滅茶苦茶面白い記事があったりするのでオススメ。
儲かる可能性も高い
実は若手サラリーマンが投資で数十万円単位のお金を手にすることは難しいのです。元手が小さいから。
相当の自信があればハイレバでFXにチャレンジしても良いけど、せっかく貯めた開業資金をFXで溶かしたら目も当てられないので慎重に。
でもIPO投資は(上記サイトを参考にして)当たってしまえば儲かる可能性が高い。数十万円単位でリターンがあります。
SMBC日興とマネックスは完全抽選なのでたまに当たる。SBI証券は数年単位でチャレンジポイント(参加ボーナス)を溜め込めば、いつか当たる。
開業資金なんてあればあるほどいいのだから、殖やせる機会があれば投資するのは悪いことじゃない。
起業を目指す若手サラリーマンがIPO投資を始めない理由は、ほんわかした心理的抵抗感以外に実はないのでした。
まぁ騙されたと思ってはじめてみてよ、ウヘヘ…(ゲス顔)
最後に
修行とか勉強とか、終わりなき旅ですよ。準備万端になんていつまでたってもなりやしない。
準備不足でも、勢いでスタートを切ることが実はとっても重要だったりします。