資本主義と利益追求が駆動するアフィリエイトサイトの洗練はどこまでいくのん?
ディズニーとピクサーの快作、『モンスターズ・インク』。シリーズ化もされて大人気なのは知ってたけれど、「いわゆる、子供むけっしょ」くらいに思って観た。
たまげた。
面白いのなんのって。で、資本主義という仕組みに感嘆せざるを得なかったのです。社会主義ではこんな作品見れなかったろうなと。カネが回す経済構造こそが、この洗練を生んだのだと実感したわけです。
資本主義、万歳。
アフィリエイトサイトもまた
アフィリエイトってあんまりよく言われないこともあります(売らんかな精神丸出しの「アフィカス」という蔑称が広く知られてます)が、Google検索とアフィリエイトの仕組み、それに資本主義システムの合体は非常な洗練を生む可能性を秘めているわけです。
良い記事を書けば、検索上位に表示されお金を生む。
検索上位に表示してよりお金を生み出そうと思えば、良い記事を書かなければならない。
この仕組みは記事というかアフィリエイトサイトの洗練を生み出す大きな原動力であり、引いてはインターネット世界の情報練度が上がる力の源泉ともなるわけで、非常によくできていると思います。
知識そのものと表現
で、何かしら知りたいことがあればググって調べれば分かるだろうという信頼感は既に醸成されていたりするのですが、「知識」偏重というか、文字型サイトが非常に多いわけです。
もちろんそれは、Googleの検索システムに最適化した結果でもあるのですが。
でも、「表現」にこだわれば図だって絵だって漫画だって使えるわけで、一般的にはそうした「図的表現」の方が「分かりやすい」という非常に大きな価値を有しています。
もちろん、さらにこだわることもできるわけでして…。
トンデモナイ・アフィサイト
プロブロガー、イケダハヤト氏のブログ記事を読んでいたら、こんなサイトが紹介されていました。
とんでもね。同一作者のもう一サイト。
やっぱりとんでもねぇ。
「資本の投下(投資)」をすれば「回収」ができるという資本主義のシステムがあってこそ、こうした有用なサイトが生まれてくるのだと思えば、やはりこう言わざるを得ません。
資本主義、万歳。
情報の価値ってものすごい分かりにくくって、その価値を決める表現は表現者の創造的な部分と対象者の選好を含み多分にクリエイティブなお仕事です。そんでもって、その表現に出会うまで価値に気付くことができない。文章も絵もそうですが。
それを洗練させようとするモチベーション(の一部?)が、お金を得ることである場合にはものすごいパワーを発揮するという例が『モンスターズ・インク』であり、上記アフィリエイトサイトであったりするわけで、いやはやすごいですね。
すごいとか、訳知り顔で言うてる場合ではないのですが。
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