プレビュー表示切替ショートカットキーは「Alt + P」!エクスプローラーの機能で作業効率をアップしよう
Windows使いの皆様におかれましては、フォルダ閲覧、ファイル閲覧に「エクスプローラー」をご利用の事と思います。
そうそう、これこれ。ロレックスが誇る定番「エクスプローラー」。
「これがなきゃ仕事になるまいよ」というビジネス用途メインの方、あるいは特に意識もなく家庭のパソコンで何かすると言えばこれを思い浮かべるホーム用途の方。いずれもファイル閲覧という極々一般的な操作のためにエクスプローラーが用意されています。
…いや、ちゃいますね。
Windowsエクスプローラー
モノホンのそれとは違いますが、
Windowsを使うなら、フォルダアイコンをクリックしてファイルを閲覧したりマイコンピュータの中身を覗いてみたりするかと思います。その時用いているソフト(アプリ)が「エクスプローラー」です。
ファイル閲覧の方法
さてフォルダ内のいくつかのファイルの中から目的のファイルを見つけ出そうとしたとき、課題となるのは「どれがそれやねん」というファイル名から中身が分からない問題ではないでしょうか。
もちろん、対象候補となる一々をクリックしてアプリを立ち上げ中身を閲覧して確かめるという方法もあるにはあるのですが、如何せん時間がかかり過ぎるわけですので何とか効率化を図りたい。
よっしゃ、そんな話なら「プレビュー表示」*1で解決や!
とも思うのですが、エクスプローラーでの常時プレビュー表示はやたら動作が重くなる可能性を秘めています。会社で用いる仕事用のパソコンであれば、こうした事務作業効率を妨げるCPUやメモリやHDDやSSDのスペックを向上させることが難しい場合もありますので、ここはこれ、何とか運用面でカバーできないかと当然思われるわけです。
ショートカットキーという秘技
Microsoftが現在販売するすべてのWindowsおよびOffice製品には、ショートカットキーと呼ばれる魔術的な隠しコマンドが密やかに設定されています。
もちろん、エクスプローラーにも。
今すぐ使えるかんたんmini Windowsショートカットキー徹底活用技[Windows 10/8.1/7対応版]
- 作者: リンクアップ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
その全容は他所に譲るとして、今回の懸案であるプレビュー表示/非表示の切り替えについては、「Alt + P」で実現することができます。
Alt(と書かれたキーボード上のボタン)を押しながら、Pを押す。
Alt(オルト)を押しながら、P(ピー)!
Alt + P(オルト、ピー)!
と何度か唱えてみれば、現代の白魔術は眼前に素晴らしき光景を現出してくれます。
なんせ、PDF文書なんかはAdobe Acrobat Readerを起動することもなく、プレビュー画面にてその概要を一瞥できてしまうのだから。時短時短。作業効率の大幅向上も。
画像なんかもそうですね。いや、画像をメインで使う場合には専用のアプリ(画像ビューワー)を導入しているかもしれませんが、とにかく。
エクスプローラーを重くさせる(かもしれない)プレビュー表示機能は普段使いでは非表示扱いとし、ファイル探索や並列文書の比較の場合に「Alt + P」で切り替えてやれば、低スペックパソコンもなんのその、効率的な運用が可能となるでしょう。
奥深きショートカット道
こうしたショートカットキーの存在を知っているだけでそれを知らない他の人とは一味もふた味も違った仕事の方法が採用できるようになりますし、何せ「この作業を効率化したい!」と思った時にまずはショートカットキーの存在を探るという模範的魔術師(見習い)になってしまえば、あとはその道をひたすらにゆくだけでありとあらゆる操作を黒魔術だか白魔術だかで実現させることができる…かもしれません(し、割と早く限界に気付くかもしれません)。
Google検索は現代の召喚術であるという素敵な見解もありますし。
召喚術に加えてショートカットキーをラーニングしてしまえば、「できる奴」のローブを纏ったオフィス魔道士的立場は確立され、他人の問題解決に振り回されることとなるでしょう。
それも又吉、もとい、それもまた良し、かもしれませんが。