事業売却につき、武田薬品工業社員200名がまるっとアストラゼネカ社へ移籍。
医薬品業界国内最大手がもぞもぞと動き出しています。
大丈夫か!?と諸先輩方に心配される武田経営陣が次の一手。
呼吸器系疾患領域事業の切り離しに成功。
アストラゼネカは米国で慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬「ロフルミラスト」を「ダリレスプ」の商品名で販売しているらしく、これを含む呼吸器系疾患領域事業を取得するそうな。
従業員の移管!
で、怖いと言うか何というか、従業員が200名ほど武田薬品工業からアストラゼネカ社へ一挙移管されるそうです。
東芝の半導体設備がマルっとソニーへ移管される話もありましたが。
いやいや、もっと怖い話じゃないでしょうかコレは。移るって、大半はMRさんでしょうかね?製造?研究?
詳細不明ですが、200年以上の歴史を誇る国産企業の社員であったのに気付いたら外資系企業の社員になるとか、心中これいかに?
といっても既にタケダ役員の皆様はグローバル化が著しいと言う話を冒頭の書籍で読んでいましたので、まぁ、もう、そういうこと(集中領域特化名目での切ったり貼ったりに頓着なし)なんでしょうね。
就活生にもハードなTOEIC基準もうけて足きりしてたのはこれを見込んでたのかもしれない。
ブースターを切りはなし、より高く。より遠くへ。
日本人よ、これが欧米流ビジネスだ!
途中で爆発したり落っこちてこないようにお願いいたします。