「ラズベリーパイ・ゼロ」が話題とは言え何だかよくわからん人は『ハルロック』を読むべし
コチラの記事が話題の「ラズベリーパイ」。
ミニでハイソなコンピータ。欲しい。
衝撃はここから
モノづくり立国が叫ばれる日本では、今、まさにハードウェア業界が湧きたっています。
今まではソフトウェアでの起業がメイン・ストリームだったりしたのですが、結局ゲームソフトがわんさ出来上がったり、ニッチなマッチング機会を探ったりするばかりでスマホとにらめっこする時間がこれ以上しゃあないですよねと。
でもハードなら未だ見ぬ何かを作り出せるわけで、また高性能の工作機械を安価に使える施設があったりして身一つで業界へ入ってもスキルさえあればプロダクトが完成しちゃう感じで入りやすくなったと(入ろうと思えば)。
3Dプリンタや3Dスキャナの大衆化も一役買ったり。
はたまたホリエモンさんが盛んに喧伝しているように、スマホ利用の拡大によって各種電子部品が廉価で手に入るようになったことで、材料調達コストがかなり下がったと。
IoTが流行言葉になるには、こうした理由があると思われます。
またプロダクト(最終生産物)の制作費用、販売費用はクラウドファンディングを使って資金調達などなど、金融面でも小口の流動性がめちゃくちゃ高まってお金が集まりやすくなっている現状もあります。
そんなハードウェア界隈の風景を女子大学生が変態高校生や天才小学生やマニアな先生やお友達と駆け抜けるマンガ『ハルロック』が最高にロック。
上記記事で出てきた「ラズベリーパイ」や「アルデュイノ」なんかも出てきます。し、もちろんそんなの知らなくたって楽しめます。
でも、生活を便利にするとか、誰かの困りごとをモノづくりで解決するとか、そういった目的があるハードウェア作成のあれやこれやをこのマンガで一通り窺い知ることができます。
科学技術立国と天才と
科学技術においては稀少な先駆的創造と数多くの模倣&洗練がドヤドヤと進んでいる、という勝手なイメージがあります。
少数の天才によって拡げられる世界はとんでもなく広いけれど、上記記事で危惧されるのとは異なり、教育課程における真の問題はバカと天才の見分けがつかないということかも?
例えば、『ハルロック』の主人公ハルはバカなのか天才なのか…。
ぜひ読んで確かめてみてください。
以下、ネタバレにつき。
ネタバレになっちゃいますけれど、『ハルロック』を最終巻まで読み進んだ後に下の動画観ると感動がマシマシ。
技術というかモノづくりソリューションの底力を見せつけてくれます。
全方面型(お風呂)掃除ロボットの完成は近い?