吉田美紀子先生の漫画が好き?この40代女性にインターネットの基礎知識を教えてあげて!誰か、頼むから!
読んだんです。『40代女性漫画家が訪問介護ヘルパーになったら』という『もしドラ』をもじったようなタイトルのマンガを。
まぁ、if(もし)じゃないんでね。リアルなわけです。
悲しくなったね。
笑えない自虐マンガほど悲しいものはない。
自虐マンガ
かつてはバブリーな仕事ぶりを呈していた作者さんも、寄る年波と世情の変化には勝てないようで連載漫画の仕事を失う。
なんてことはどの世界にもある話で、そんなうすら寒い人生の一面をもネタにするのがマンガ家さんの存在意義でもあるような。
失業とは色が異なりますが病気だって、マンガになるし。ネタとユーモアのセンスと絵心があれば、自虐的な内容もこんなに面白く読めてしまう。
でも、何というか、『40代女性漫画家が訪問介護ヘルパーになったら』はちょっといただけなかったなぁ。
Amazonのレビューなんかを見ると作者・吉田先生のコアなファンの方から精一杯の好意的な感想&応援メッセージが掲載されていますけれども。
結構薄いのに、一ページに4コマ漫画一つ。
絵柄も前時代的な温かみがあるとはいえ、
「あー、最近結構こういうのよく見るよね。個人ブログとかツイッターとかで。」
というレベル。
内容もユーモアのセンスも、どう考えたって介護マンガとしてはコチラに劣ります。
実録!介護のオシゴト―楽しいデイサービス (Akita Essay Collection)
話ずれますけど、ネタ系の介護マンガは3頭身だからこそ笑えるってのがあって、等身大というかデフォルメなしで笑えるのか問題がありまして。
けっこー重要な問題でこれは、将来的には介護分野に3頭身化させるVR技術が導入されますよ。たぶん。おそらく。知らんけど。
「40代」は言い訳か?ターゲティングか?
話戻しまして、これは吉田先生のマンガ家としての復職を期しての出版なのか、あるいはファン向けの近況報告なのか、はたまた現代を象徴的に切り取ろうとする意欲的な作品なのか、動機はわかりませんが。
40代女性漫画家の超絶おもしろい子育てマンガ『おにぎり通信』を読んだ後だったので、これはもう才能と言うか何というか、歴然とした差を感じちゃったしなぁ。
アシスタントさんを常時使っているようなトップクラスのマンガ家さんには、年齢に関わらず生き残るだけの理由があるなと思い知らされます。
ほんとスゴイ。
40代というのは、差が如実に現れる人生の時期なのかもしれない。
それでも、人生は続く。
本気でブログやればいいのに!
吉田美紀子先生のですね、ブログと言うかホームページ、略してHPが存在しているわけですが。
『ヅラプリ』
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/5698/
ちょ…、おい、待てよ…。
娘たちカワイイやないか…じゃない。トップページ掲載中のマンガ、発売日6月7日て、2008年やないか!
更新サボり過ぎでしょーが…。
いやマジで。30万円くらいかけて外注で今風の公式ウェブサイト作ってもらって、描いたマンガアップ&SNSでシェアし続ける(パソコン苦手ならそれすら外注)だけで結構人気でますよ?
ヒント①:クラウドワークス
出版済みの本とか紹介してアマゾンのアフィリエイト設定したら、売上でますよ?
電子出版で新たにマンガも出せますよ?
ヒント③:Kindle ダイレクト・パブリッシング
介護経験を活かして、介護関係の他サイト用のマンガ一枚絵とか仕事受けたりもサイト(もしくはクラウドソーシングなど)で募れば集まりますよ?
ヒント④:ココナラ
これまでに築き上げた資産を活かしなさいよ!もったいねー!
IT弱いとかパソコン弱いとか、苦手意識が先行しておられるのかもしれませんが、ちょっと本気出せば(か、誰かに助けてもらえば)大丈夫ですって。
ヒント⑤:クラウドワークス
介護初任者研修よりも簡単カンタン。
いやーびっくりやわー。40代、全然まだまだ大丈夫。
インターネット、活用しましょ?
参考になりそうな先駆者
直接じゃないんですけど、「40代」、「女性」が狙われているこちらのブログ。のこの記事。
ブログで収入を得たいのに、挫折しまくりな女性ブロガーに告ぐ
ご参考まで。
note
さいきん流行のnoteってサービスでは、クリエイターが課金型の作品発表の場を提供しています。
うーん、マンガ家さんは良い武器をすでに持っている(ネームバリューがありゃなおさら)ので、使わん手はないですよね。マジな話。