A8.net「無効クリックレポート」が誤作動?プログラム終了につき外したリンクがカウントされるのはキャッシュのせいかも
アフィリエイト業界の雄、A8.net(エーハチ)。
A8先生もここ最近はモダンなデザインやより便利かつ詳細なレポート機能を採り入れつつあります(ランク別特典の場合もあるけれど)。
無効クリックレポート
中でも「無効クリックレポート」は、プログラム終了後の広告貼り換え忘れや撤去し忘れていた場合など、無効なクリックについてレポートしてくれるのでありがたい。
ログインして管理画面を見てみたらば
「直近3日以内に無効クリックが発生しています」
なるアラートが表示され、どーれいっちょ確かめますかと覗いてみるけれど…あれ?「クリック数」は表示されても「クリック発生ページURL」は表示されない。
場合によってはリファラが取得できず、クリック発生ページURLが空欄になってしまう場合がございます。
これは…いけませんね。外したい広告がどこにあるのか分からなければ自分で見つけなければならず、管理ページの多さに比例して労力は増大してしまいます。
見当たらない広告リンクの原因推定
しかし、いくら探しても撤去未完了の広告リンクが見当たらない。
というか、実は「無効クリックレポート」以外にも「成果発生レポート[プログラム別] 」などでも別件の広告ながら、インプレッション数が0なのにクリック数が1という謎の結果が。
誰にも見せていない広告を誰かがクリックするという不思議。
解析方法の違い?
おそらく、インプレッション数は<img>という画像タグによる配信数のカウントをしていて、クリック数は文字通り<a>というリンクタグのクリック数をカウントしているのだろうと思われます。
参照:
したがって、上記のような例は発行された広告用HTMLコードを正しく貼り付けていないがために起こったのだというのが一点。
クローラー(ロボット)による動作?
また仮に広告用のコードを配置したものの、<!-- コメント化 -->していた場合には<img>がA8のサーバーへ問い合わせをしないままになるはず。
しかしこれをWebサイト巡回ロボット(クローラー)がコメント内解析をして、リンク先を辿る…なんてことをすればこれ、クリック数にカウントされてしまうのかもしれない。
もちろん仮説ですが。
広告を全部外しても?
しかし、上記のようなHTMLコードの存在を前提とした仮説によって「インプレッション数0なのにクリック数1」の謎を説明できたとしても、「広告撤去後の無効クリック発生」は説明できません。
レポートの元となるHTMLタグがそもそも無いのだから、無効クリックも発生し得ない…
キャッシュからのクリックという仮説
しかしこれ、無効クリックのリファラ(クリック元URL)が表示できていないことや、Googleアナリティクスによる解析からもクリックが捕捉できていないことを考えると、何がしかのおかしなことが起こっているのではないかと思われるわけで。
一つ考えられるのは、Googleなどにキャッシュされたウェブサイトからのクリックという例です。
キャッシュされたウェブサイト上のコンテンツがどのような扱いになっているのかよくわかりませんが、もし広告リンク掲載時のウェブページがそのままキャッシュとして保存されており、何らかの理由でそちらのページを閲覧した誰かがクリックしたのだとすると…どうでしょう?
自身の管理サイトに広告コードがなくとも、キャッシュ上に残されたコードがあればクリックが発生してしまう。
一応の説明としては可能ではないかと。もちろん、真実であるか否かはさらなる検証が必要なわけですが、「無効クリック」にかかずらって時間を浪費するよりは、「有効クリック」数を増やしコンバージョンを増やし、収益につなげるのが良いのかもしれません。
まぁ、禁止事項に「終了プログラム、提携解除済プログラムの広告掲載」が挙げられており、最悪アカウント停止の憂き目に遭う可能性も否定できないわけですが。
参照:
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無効クリックレポートを無視するにせよ、対処を試みるにせよ、自己責任にてお願いします。