アイデアの甕

アイデアを放り込んでおくと甕は腐臭を発しない

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

eLTAX(PCdesk)で法人市町村民税の納付情報発行依頼ができない→未対応自治体でした

図解 電子税務―申告・納税の電子化実践法―

 

 

eLTAX(エルタックス)は地方税を居ながらにして電子申告、電子納税、電子申請・届出ができるという画期的システム。

 

国税はe-Taxの管轄ですが、地方税に関してはeLTAXで大方処理できてしまいます。

 

www.eltax.jp

 

ただし、行政の緩慢な対応状況に(逆に)置いてけぼりにされることがあるのでご注意を。

 

 

法人道府県民税等をeLTAXで電子納税

実は先だって、初めての地方税電子納税を実行しました。対象は法人の道府県民税、事業税、地方法人特別税。

 

該当事業年度の確定申告書を電子申告し、電子申告と連動させる方法で電子納税。

 

参照:

eLTAX | 電子納税とは

 

説明通り「納付情報発行依頼」をして、Pay-easy(ペイジー)で納付します。ペイ・イージーと言うだけあってカンタンカンタン。

 

市町村民税をeLTAXで電子納税

さて、お次は市町村民税。

 

同じ流れで確定申告書を電子申告し、eLTAXソフト(PCdesk)上で行政機関からの「受付完了通知」を受け取る。

 

上記の道府県民税等と同様のパターン。

 

しかし、今度は納付情報発行依頼」をするボタンが出現しません。ロールプレイングゲームなら何らかの出現条件を満たすために町人に聞き込みでもするのかもしれませんが、ここリアルワールドではインターネットが使えるので早速解決策をググってみます。

 

うーむ、わからん。ネット、使えねぇ。

 

ネット上にはあまり情報が無く、やむなく「しばらく待つ」という時間関数の存在に望みをかけてみます。

 

3時間 待てど暮らせど 現れず。

 

やむなく自治体の担当部署に問い合わせ。

 

 

 

 

 

「あぁ、うちはまだ対応してません」

 

 

 

 

 

えぇ…(困惑)

 

eLTAXはまだまだ発展途上

先ほども上げた参考のeLTAXウェブサイトでは、ちゃぁんと電子納付の対象として「法人市町村民税の納付」が掲げられているにもかかわらず、そして都道府県レベルでは対応が進んでいるにもかかわらず、市町村においてはeLTAX上で電子納税ができないという例がまだまだ多いようで。

 

参考:

eLTAX | 地方公共団体ごとのサービス状況

 

確かに、上記リンク先で確認すると今回やろうとしていた自治体に関しては未対応でした。

 

 

 

 

 

「紙の納付書を送付しておりますので、そちらでご納付ください(ニッコリ)」

 

 

 

 

 

電話だと笑顔なのかどうなのか分かりませんが、とにかく担当者としてはeLTAXではシステムレベルで納付ができないのだから諦めて紙の納付書で納付手続きせぇやと言うしかないですよね。

 

うーん、この。

 

eLTAXに関してはUIが微妙(なぜ「キャンセル」ボタンが暖色で一番目立っているのか?、なぜ「削除」と「実行」ボタンが同一色で統一されているのか?、etc)ということに加え、「申請・届出」、「申告」はできても「納税」が完結できないという不完全燃焼感がぶすぶすと燻ってしゃぁないね。

 

そんでもって

 

 

 

 

 

「eLTAXで電子納税が“できない”旨について、当自治体ウェブサイト上にそうした記載はありません」

 

 

 

 

 

 

という不親切仕様。

 

もし納税先の自治体が電子納税に対応しているか否か分からない場合は、以下のリンク先(再掲)よりお調べください。

 

eLTAX | 地方公共団体ごとのサービス状況

 

 

図解 電子税務―申告・納税の電子化実践法―

図解 電子税務―申告・納税の電子化実践法―

 

 

 

ちなみに、「見込納付」なる手続きもあってPCdeskソフト上では巧く行きそうな気配もありましたが、実行しようと「次へ」ボタンを押すと(当然ながら)エラーが出ました。「対応していません」とかなんとか。

 

はよ対応しろや!

 

という心の叫びを胸に秘めつつ。