『チロルチョコで働いています』は恐ろしい子!だけどお菓子業界(企画畑)の就活必読本かも?
読む前からわかっていたのだけれど、『チロルチョコで働いています』というマンガが恐ろしい力で襟元を捻りあげてきます。
「チロルチョコ、食いたくなつたろう?」
万力の如くに、締め上げられるよう。
チロルチョコが食べたくなるマンガ
チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- 作者: 伊東フミ,チロルチョコ株式会社
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/08/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
こんなずるい本がかつて存在していただろうか。
読んでしまったら思わずコンビニに駆け込んでチロルチョコを一通り試さずにはおれない病を発症。
飽きるまでは依存症の如く買い続けなければならないことが事前に分かっているにもかかわらず、本書をひも解いたが最後、面白くって最後まで読み通してしまいます。
仕事の楽しさ、垣間見たらば
この本を就活生にオススメしたいのは、どこかにこうした「楽しい」職場がちゃんと存在していることを知っておいた方が良いと思うので。
期待ばかり大きくなると失望が深くなるのが世の常ですが、それでも。
主人公のモデルが上記記事で紹介されていました。
厳しさもあって
売上に追われる営業マンとか、理不尽な要求を突き付ける上司とか、仕事の厳しさもちろんありますけれど、どこかに希望を見出さなければ長い人生を生きていくことは出来ません。
『プラダを着た悪魔』などを観て、フィクションながら希望を見出してみたり、仕事って何だろうと考えてみたり。『働きマン』を読んで大人の論理を覗いてみたり。
チロルチョコでも頬張りながら
就職活動と言っても、基本的な会話ができる(マンガ内でなされるやり取りのような)素地があれば何か特別なことをする必要もないはずで、もしどうしても働いてみたい会社や業界があれば、その会社の顧客になって見ることが一番の活動になるかもしれません。
付け焼刃だってなんだって、何もしないよりはマシ。
評論家になる必要は皆無ですが、おいしくいただきながら純お客さま目線で「こんなんあればいいのにー」くらい考えたって損はないでしょう。
それ(企画)を、仕事にできる。
その可能性に触れることがモチベーションになったりもしますので。結構大事。
チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします<チロルチョコで働いています> (コミックエッセイ)
- 作者: 伊東フミ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2015/08/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
きっかけは、気付いてみればいつもあなたの身近に。