読売新聞(大阪本社版)のキラーコンテンツが阪神タイガースとの「伝統の一戦」になった日
嗚呼、我らが読売巨人軍。通称、ジャイアンツ。
読売新聞グループ本社の子会社である「株式会社読売巨人軍」によって運営される読売ジャイアンツ。
野球にはほとんど関心ないし、ジャイアンツファンでも、アンチ巨人軍でもないけれど、読売新聞の販売店から入ったポスティングチラシが気になったので紹介。
チラシを受ける悦び
の前に、ちょいと脱線。チラシをポストに入れられると無性にイラつくって人もいるようですが、「世界が私に求めること」を示してくれるのだと解釈すれば悦びにだってなりますよ?
ピザだってお寿司だってマック・デリバリーだって、あるいはマンションや戸建て住宅だってお金さえあれば求められた悦びに乗じて買っても良い。お金さえあれば。
読売新聞の次の一手
さて読売新聞、当方、関西地方住まい。大阪本社版が届く地域。比率で言えば恐らく阪神ファンが多い地域。
全国的に見て新聞各紙の発行部数、購読者数は減ってます。
1987年がピーク、そして今年か来年には…新聞の推定購読者数の推移と今後予想(2016年)(最新) - ガベージニュース
ここ数年の下落基調の中、前半年と比較して販売部数を伸ばしたのは読売新聞のみ。
読売のみプラス、最大部数減少は朝日の8.8万部減…新聞の販売部数などをグラフ化してみる(2015年後半期・半期分版) - ガベージニュース
新聞って読むことが習慣化している人が多くって、電子版に移行した人もいるみたいですが、まだまだ「紙媒体で読む」文化は根付いてる。でも、某新聞の偏向報道に懲りて「読むのはいいとして、どの新聞に替えて読むよ?」と銘柄選択する段になると(某朝日新聞以外は)各社新規開拓の余地ありなわけで。
2016年春の販促企画。
伝統の一戦
新監督応援キャンペーン
~いよいよ開幕、盛り上がれ伝統の一戦。~
阪神タイガースvs読売ジャイアンツ
長年のライバル同士の対戦試合を何と呼ぶ?
※下記の○にあてはまる漢字一文字を入れてください。※必須
伝統の○戦ヒント:キャンペーンタイトル
というクイズに正解した方の中から抽選で、東京ドームか阪神甲子園球場で開催される「伝統○一戦」の入場チケットが当たるという素敵なキャンペーン。もちろん、応募資格は購読者に限らず、どなたでもOK!とか。
まぁまぁ魅力的なキャンペーン内容はさておき。
上の写真で阪神面には「読売ジャイアンツファンは裏面へ」の記載が。
一方、巨人面には「阪神タイガースファンは表面へ」と。
【悲報】ジャビットくん、読売新聞大阪本社よりウラもの扱いされる
悲しいかな、ショーバイの論理には勝てないのだ。ジャビットくん、トラッキーに負けたわけやないんやでぇ…。
オーストラリアに移住した生粋のユダヤ人が車の修理だかの店を開き、国同士の対立からよく思ってなかったアラブ系の移住者が見せのお得意様になってくれたことで宗教的偏見をいとも簡単に乗り越えた話をどこぞで読みましたが、まさにこれ。
読まれてない、わけじゃない
試合チケット目当てにハガキを出すと、DMが届いたり販売員の営業にあったりと読め読め攻勢がかけられると思いますので気になる方は読売新聞開発大阪のキャンペーンサイトよりご応募を。
https://www.yomifa.com/ssl/yomiuri/tg1/
テレビで見るのと球場で観戦するのじゃ、全然体験の質が違いますもんね。一回行ってみたかった!とか、何回も言ってるけどタダなら行くわ!とかなら、ありかと。
ちょっと気になって調べてみると、他地域と比較して関西圏で読売新聞が読まれてないわけではないようで。
まぁだからこそ「より読者を増やす」ということに血道を上げなければならないのかもしれない。ジャビットくんを裏扱いにしてでも、絶対に負けられない戦いがここにある…。
闘魂こめて 大空へ 球は飛ぶ飛ぶ 炎と燃えて おおジャイアンツ
その名担いて グラウンドを 照らすプレイのたくましさ
ジャイアンツ ジャイアンツ ゆけゆけ それゆけ 巨人軍
ゆけゆけそれゆけ、大阪では読売新聞にさえ軽んじられちゃう巨人軍…。