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新ビオフェルミンS錠の小売価格が下がって店頭では安値固定になる予想

【第2類医薬品】ビオフェルミン便秘薬 60錠

 

ちょっと前に書いた記事。

 

bukki.hatenablog.com

 

ビオフェルミン製薬の製品売上高が低下しているお話。で、平成28年3月期第3四半期の決算短信が出たので覗いて見たら親会社さん(大正製薬)との協議があったとのこと。

 

在庫政策に関する協議

内容は「在庫」について。

 

前期に在庫積み増しで売上アップ。今期はその反動で売り上げダウン。

 

それに加えて、大正製薬側ではあんまり在庫を持たないことにしましたよと。で、その分これまで大正製薬で抱えていた在庫リスクはビオフェルミン製薬側に移転しましょうねと。

 

ビオフェルミンは、恐らく創業以来武田薬品工業の販売網に乗っけてもらうことで販売をしていたのですが、平成25年にその方針が変わりまして。

 

(変更前)ビオフェルミン製薬 → 武田薬品工業

 

(変更後)ビオフェルミン製薬 → 大正製薬 → 武田薬品工業

 

とまぁ、親会社が間に入ってきたわけです。

 

平成26年には契約が切れて、すでに変更後の体制になってるそうな。独占販売権を得た大正製薬武田薬品工業に販売権を付与しているため、製品の販売者欄には「武田薬品工業」と書かれています。未だにね。

 

で、わしのマークの大正さんは「ワシは在庫リスクなんか抱えとうないんや!」という訳で在庫をビオフェルミンさんに積み置くことにしたそうな。

 

在庫は腐らないけれど

医薬品なんか腐らないので在庫を置いといても平気なのですが使用期限なるものが存在するので、販売時点で使用期限が経過している物は買いたたかれる可能性があるんじゃなかろうかと。

 

メーカー在庫が減価したところで、流通で間に入った独占販売者のマージンは減らさないので痛くもかゆくもない。

 

で、流通は実際の販売価格が下がればより売りやすくなるから減価を待てるし、減価圧力で早く買ってもらいたいメーカーは価格交渉で立場は弱まるし踏んだり蹴ったりです。

 

が、視点を変えて購買者目線で見て見たらば、小売価格が下がる余地が大きくなってくるわけで。

 

 

新ビオフェルミンS錠 350錠 [指定医薬部外品]

新ビオフェルミンS錠 350錠 [指定医薬部外品]

 

 

 

Amazon価格だと2016年2月現在、1,420円くらい。

 

http://mnrate.com/item/aid/B000FQU2JI

 

店頭価格だと、「限定2個!」とかの特価販売で1,000円切ってくる感じ。

 

ビオフェルミンは売れるのでドラッグストアなんかでは利益度外視の客寄せ値引を実施してるところもあるようですが、今後は安値が固定されてくるんじゃないかと。

 

あくまで予想ですが。